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今回はこちらの記事の続きになります。
エギに関しての基礎知識はこちらの記事で最後になります。
エギの大きさとカラー、重要となる下地(テープ)に関して理解いただけましたでしょうか?
なかなか言葉では説明が難しもので、きちんと伝わっているか不安ではございますが、随時SNSのDMで質問を受け付けております。ご意見等あると思いますので、気軽にご連絡していただければ幸いです。
エギのタイプには音が鳴るもの(ラトル)もあれば、沈下速度が変わる(シャロータイプ)等、同じ種類のエギにも様々な種類があります。
ラトルって必要なの?シャローってなに?どこで使うの?などこんな疑問に答えていきたいと思います。
また、タイプ別のエギの必要性についても触れていきます。
・エギのタイプについて
・YAMASITAさんのエギのタイプ別紹介と使い分け
・タイプ別の必要性
※私がYAMASITAさんのエギを主に使っているため説明が偏ります。ご了承ください。
エギのタイプとはどんなもの
・ラトル付き
・シャロー、スーパーシャロー、ディープタイプ(同じ大きさのエギでも沈下速度が変わる)
・(各メーカの特徴のあるエギ)
YAMASITAさんでいえば、Kタイプ、エギ王ライブ、サーチ、ネオンブライトなど
SHIMANOさんでいえば、リアルエビシリーズ、フラッシュブーストなど
DAIWAさんでいえば、エメラルダスストリームなど
各メーカーさんのこだわりぬかれた特徴のエギがたくさんあります。
1種類ずつ特徴を説明すると大変なことになりますので、今回は紹介程度になりますが状況に適したエギというのが複数存在します。
ご自身にあったメーカーさんのエギを探してもらえるとよいかと思います。
私が今、一番気になっているのがSHIMANOさんのエギです。後で紹介します。
エギにかかるコストについておさらい
前回の記事に書かせていただいたエギにかかるコストについておさらいしておきます。
サイズ、予備とは別にタイプは秋エギングでいうとノーマルとシャロータイプを私の場合は用意しています。
例えば上記のエギ(ムラムラチェリー)だけを秋エギングに使用するとします。すると
サイズ
・2号
・2.5号
・3号
タイプ(私の場合)
・ノーマル
・3号(シャロー)
心配症の予備
各サイズ1個ずつ
これをすべて購入した場合、8000円になります。1種類で、、これです。
なかなかお値段がしますよね。
ラトル付きのエギ 使い方と必要性
ラトル付きのエギは、エギの中に金属の玉をいれることで、カラカラと音が鳴ります。
実際にエギを振ってみるとカラカラと音が鳴るので、店頭でもすぐにわかります。
ラトルエギの特徴
・音が鳴ることでアピール力があがる
・広範囲を探れる
・スレたイカには効果が薄い
・ラトルのみでの立ち回りはあまりおすすめできない
・値段がノーマルよりも少し高い
ラトルエギは、どのメーカー様も研究を重ねており、イカが音を聴きとれることから、最も聴き取りやすい周波数(600Hz)になるように製造されています。
「広範囲を探れる」といっても活性の良いイカというのは、音に反応しているというよりは、エギに反応しているのでラトルの効果だけで釣れたというのは正直難しいと思います。
たとえば、海が濁っている場合や、夜釣り、初めて行く場所、には使用する価値があるといえます。
私の場合、朝一や初めていく場所で手探りの一投目で使用することは多いです。
スレたイカには効果が薄い
意外にも、音が鳴ることで活性の悪いイカには逆効果になってしまいます。
私は最初、エギに警戒心があるのであれば、音で誘うこともいいのではないかと思っていましたが、逆効果になります。
アピール力が高い分、警戒心が強くなってしまったイカには、逆にラトルが違和感を与えてしまうので使わない方がいいといえます。こういうときは、、シャローを、、なんて話は後にします。
秋エギングでのラトルエギの使い方
初心者の方にむけたお話なので秋エギングにおいて、重要なお話です。
確かに迷ったり、まず最初の一投目で私は使うこともありますが、活性の高いイカを釣る秋エギングにおいては、
ラトルを使うより、足を使うことが一番です。
もちろん、ラトルのエギを使って、広い磯を責めるのもよし、とにかく移動しながらラトルを使うのはありです。
しかし、ラトルで広くアピールをしてくれる分、違和感を与えてしまうと、その分広範囲に違和感を感じさせることになります。
やはり、ラトルを重要視するよりかは、光の変化(わたしのケイムラ最強説)を重視する方がよいと思います。
ノーマルがあれば十分です。世のお父さん、安心してください。
ラトルエギの必要性
私もラトルエギはエギングを始めたばかりのころは、とにかく広範囲を探れると思い、使用していました。
今はコストを考えたうえで、必要がないと判断しているというのと、どうしても朝一や初めて行く場所で490グローやケイムラを優先してしまうので使用していないだけです。
釣り業界において、絶対にダメだなんてことはありません。
よくいらっしゃるんです「これじゃないとダメ」と押し付ける方が
全くそんなことありませんので、ぜひ興味のある方は手に取ってみてください!
基本的なタイプ別の使い方と必要性
※YAMASITAさんのエギ王シリーズを軸に紹介します。他メーカ様で若干、仕様が変わるのでご注意ください
エギの基本的なタイプとして
・ノーマルタイプ
・シャロータイプ(Sタイプ)
・スーパーシャロータイプ(SSタイプ)
・ディープタイプというのがあります。
初心者様が秋エギングをすることを中心に考えると、一般的にはノーマルとシャローで十分です。
3Sと書いてあるのが、3号のシャローになります。
エギが入っている箱に、SHALLOWと書いてありますので、購入の際、お気を付けください。
ノーマルタイプ
どのメーカー様もだいたい3秒程度になると思います。
特に、秋エギングで2.5号を私が多用する理由がこの沈下速度がメーター5秒というとこです。
磯などの浅いエリアで3号を使うよりも、2.5号を使うことでじっくり探れるからいいというのと、
シャローに変えるのが面倒、コストがかかるというのが正直なところです。
シャロータイプ、スーパーシャロータイプ
※Sがシャロー SSがスーパーシャローです。各メーカ様で異なるので、ご確認ください。
3号は6秒、3.5秒は8秒と覚えるのがよいと思います。
シャロータイプは沈下速度が遅いことで
・藻場や磯など、障害物が多いエリアで根がかりを回避しやすくなる
・浅いエリアで、イカに抱かせる時間をしっかり与えることができる
・活性が悪いときに使用すると、不思議と抱くこともある
こういったメリットがあります。
ノーマルタイプ(3秒)を使用しているとどうしても沈下速度が速いため、藻にすぐ入ってしまい、根がかかりが多発してしまいます。カンナ(針)に藻がかかってしまうと、イカは全く寄ってきません。
そして、イカの抱く特性としてフォール中というのがポイントになります。
浅場でのエギングにおいて、シャロータイプを使用することで、イカに抱かせる時間を長くできるので有効です。
また、根がかりについては、私もすごく悩んでいるとこで、そう簡単に回避できないのが現実です。
この動画を参考にしてみてください
ディープタイプ
3.5号のみになります。
初心者の方にはおすすめできませんし、私も実は使ったことがありません。
難しい理由を説明します。
・沈下速度が2秒とはやいため、底に行く回数が増え、根がかりが多発する
・潮の流れが速いところで使用するため、扱いがかなり難しい
といったようなことがあります。
ディープタイプを使用するのは、かなり水深が深く、流れのはやいところ、大型のイカを狙う場合だと思います。
もし、周りで使用されている方がいらっしゃいましたら、是非感想を教えて頂けると幸いです。
各タイプ 実際必要なのか?
本当に好みになりますが、あくまで初心者の方へのおすすめなのであえていうと、
あくまで、コストをおさえたうえで、釣具屋に騙されないという私の原点においての考えです。
秋エギングにおいては、3号のSSタイプ、3.5号各種はなくても大丈夫です。
私の場合、沈下速度を落としたい場合、2.5号や2号を使ってしまうというただの面倒くさがりなのですが、
水深の浅いエリアに行く際、一つでも3号のシャローを持っておくのは武器になります。
秋で使用する際は、浅いエリアであったり、シーズン後半(10月後半)あたりでスレてきた状況化、
個体が若干大きくなった場合に、有効になるかと思います。
春エギングにおいては、このシャロータイプというのは非常に有効的になってきます。
秋とは違い、活性が高いわけでもないのでじっくり誘うのに効果的です。
私も、ほかの方もどんなものを使おうが、相手に否定される権利はありません!
安心して、自分にあったエギを見つけていき、楽しくエギングをしてください!
各メーカー エギにもたくさんの種類
YAMASITAさんのエギばかりで申し訳ございません。
例を出しますと、この2タイプの違いは、同じ大きさのエギでも動き方が変わります。
この動き方や使い方はまた別で記事を作成しますが、おさえてほしいポイントとして、
この2タイプだけでも沈下速度が若干変わることです。
エギ王Kタイプ
エギ王LIVE
といってもそこまで差はないので、細かく気にしなくて大丈夫です。
メーカー様によって、各エギによって若干の違いがあることだけ知っておくと、使い分けの感覚をうまくつかめると思います。
まとめ
ついついエギの話になると長くなってしまいました。
ラトルエギ
・ラトル付きは初めて行く場所やまず一投目で効果発揮
・使いすぎには注意で、なくても大丈夫(活性が低くなるほど使用率は下がる)
タイプ別
・タイプはノーマル、シャローがあればOK
・秋エギングにおいては、ノーマルでもOK
・秋エギングのシーズン終盤(10月後半)スレた状況とイカのサイズがあがるためシャローも効果的
・春エギングは、シャローもあるとよい(警戒心の強いイカに対応)
まずは秋エギングから初めて見ましょう!
2号から3号のエギでケイムラを選択して、自分のお気に入りのエギを買って見てまずは実践です!
釣りは釣りにいってこそです。
ここまでエギについて詳しく見ていきましたが、そこまで難しく考える必要はありません。
エギの選択や、特徴を知ることでコスパ削減になるのが一番ですし、
なによりエギのローテーションや、釣り場での選択肢を増やすことで、考える時間も楽しくなりますし、釣果があがれば余計に嬉しいです。
この記事でエギについては完結です!
皆様も、楽しい釣りライフを!!
今気になっている、SHIMANOさんのエギです。
リアルエビシリーズといって、見た目から触り心地までエビです。
とにかくリアル性を求めたエギで、イカに対する違和感がなく、
なおかつ、フラッシュブースト、ケイムラ発光搭載です。
釣れんわけないやん、、是非!チェックしてみてくださいね